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2017-09-03 19:15

社会

国連事務総長、ミャンマー・ラカイン州での暴力行為を非難

国連
人道的な大惨事につながる恐れ
国際連合(United Nations、以下「国連」)は9月1日、アントニオ・グテーレス(Antonio Guterres)事務総長が、8月25日の警察署襲撃以降報告されるミャンマーの暴力行為について、深い懸念を表明したことを明らかにした。

グテーレス事務総長は、ミャンマー・ラカイン州で暴力行為を自制あるいは沈静化するよう要請。そうでなければ、人道的な大惨事につながる恐れがあると警告している。

同事務総長のスポークスマンが発表した声明によると、
「グテーレス事務総長は、ミャンマーの治安部隊によるラカイン州での軍事行動の中で、過度の行為が報告されていることを深く懸念している」(プレスリリースより)
と述べているという。

全ての人々に安全と援助を提供する責任があるミャンマー当局
グテーレス事務総長は、ミャンマー当局は必要としている人々全てに安全と援助を提供する責任があり、国連やそのパートナーがバングラデシュに逃亡したミャンマー国民に対する人道的支援を拡大できるようにすることを強く要請した。

同事務総長のスポークスマンは、暴力の複雑な根本原因に対処するための包括的なアプローチ探求の緊急性に言及するとともに、コフィ・アナン(Kofi Annan)元国連事務総長が率いるラカイン諮問委員会の勧告を実行する必要があることもつけ加えた。

諮問委員会により発表された報告書は、ミャンマー西部の政治的、社会経済的、人道的課題を克服するための提言を概説している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

国際連合
http://www.un.org

国際連合のプレスリリース
http://www.un.org/apps/news/

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