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2017-08-31 06:00

政治

ラカイン州北西部、反政府武装集団と治安部隊が激しく衝突

ロヒンギャ族
武装勢力が警察署30か所を攻撃 争いが過熱
ラカイン州北西部で反政府武装勢力と治安部隊が衝突、激しい暴力行為が続いている。ミャンマー政府は、少なくとも4000人のロヒンギャ族をバングラデシュ側へ避難させた。

抗争は8月25日、ラカイン州で反政府武装勢力が30か所の警察署を攻撃、爆破したことから始まった。武装勢力と治安部隊の戦いは過熱し、現在も続いている。28日の時点で武装勢力が90人以上、治安部隊が十数名死亡したとの報道がある。他にも多くの人々が負傷しているとみられる。

これを受け、政府は非武装の村人をバングラデシュの国境を越えたコックス・バザールへ避難させた。

バングラデシュ国境警備隊はロイターの主題に対し、
主に女性と子ども500人のロヒンギャ族が、国境地帯で一夜を過ごした。私たちは一晩中彼らを見守った。(ロイター通信より)

と語っている。

非武装ロヒンギャ族はバングラデシュへ避難
国連をはじめとする国際的な人権団体、ローマ法王、各国メディアなど、暴力を止められないミャンマー政府を避難する動きが世界的に高まってきている中、これまで以上に大きな紛争が発生した。事態は劇的に悪化している。

ロイターの取材陣は、ミャンマー側からの銃撃音が響く中、何百人ものロヒンギャ族が国境を横切っているのを見たという。

難民キャンプに滞在する青年の親族はミャンマー警備隊に襲われ、バングラデシュ側で治療を受けた後に死亡した。

バングラデシュ外務省大臣は、数千人の「非武装ミャンマー国民」が国境を越えて入国してくることに懸念を示している。

(画像はロイター通信より)


外部リンク

ロイター通信
http://www.reuters.com/

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