2017-08-09 21:00
政治
岸信夫外務副大臣、ミャンマーを訪問

セミナーの開会式でスピーチ
外務省は、8月4日から5日まで、岸信夫外務副大臣がミャンマーを訪問したことを報告している。ヤンゴンでは、8月5日から7日までセミナー「平和と調和、安全保障のための対話」が開催され、岸副大臣は5日の開会式でスピーチを行った。
そして、岸副大臣は、タウン・トゥン(Thaung Tun)ミャンマー国家安全保障顧問と懇談し、ミャンマー国内や地域の情勢について意見交換を行い、その後、ティラワ経済特別区・ティラワ港を視察している。
自由で開かれたインド太平洋戦略の推進に向けて
岸副大臣は、そのスピーチにおいて、ミャンマーも含むアジア地域で、多様性の中での民主主義を根付いていこうとしていることに言及し、安倍総理が主張する「自由で開かれたインド太平洋戦略」推進の実現のためのポイントについて述べた。その第1は、「寛容」、「民主主義」、「法の支配」という価値観が、テロによる脅威や海洋秩序の乱れに直面しているが、一致団結してテロに対抗し、海洋秩序を強化していかなくてはならない、ということである。
第2に、自由で開かれた形で地域の連結性を向上させるためにインフラ整備をすることが重要だが、その際は、公正で持続可能な開発が必要であること、第3は、こうした目的に全力で取り組むための、ミャンマーを含む地域の国々の能力構築を強くサポートしていくことである。
そして、第4として、開かれた市場を維持し、自由貿易をリードしていくことを強調した。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/mm/
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