2017-08-09 21:00
経済
ウッドサイド・エナジー社、ミャンマー西海岸で第3の天然ガス源を発見

昨年発見されたガス源のすぐ近くで新たに発見
石油ガス開発・生産・探査を行うオーストラリアのウッドサイド・エナジー社(Woodside Energy Ltd.)は8月7日、ミャンマー西海岸の沖で新たに天然ガス源を発見したことを発表した。発見されたのは西海岸の南部ラカイン海盆(海底にある盆地)にあるA-6ブロック内のPyi Thit-1坑井(こうせい)で、2016年1月にShwe Yee Htun-1坑井で発見された天然ガス源のすぐ近くである。
坑井とは、石油や天然ガスを採掘する際に、小さな穴を鉛直方向に掘ったものの総称である。
Pyi Thit-1坑井は6月10日に掘り始め、深さ4,570メートルに達しているという。掘削の過程で、坑井内の物質量を深度に対応して連続的に測定し、内部の状態を調査。圧力調査とサンプル検査により、ガス柱の存在が明らかになった。
3つ目のガス源を発見
ウッドサイド・エナジー社のピーター・コールマン(Peter Coleman)CEOは、「この結果は、南部ラカイン海盆に潜在的な資源があるという我々の見解に基づくものであり、さらなる開発オプションの検討が必要になるだろう」(プレスリリースより)
と述べている。ウッドサイド・エナジー社は2016年1月にShwe Yee Htun-1坑井でガス源を発見したのを機に、同年2月にもAD-7ブロックThalin-1A坑井でガス源を発見しており、今回で3つ目の発見となった。
4つ目、5つ目のガス源発見もそう遠い日ではないのかもしれない。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ウッドサイド・エナジー社
http://www.woodside.com.au/
ウッドサイド・エナジー社のプレスリリース
http://www.woodside.com.au/pdf
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