2017-08-08 19:00
政治
ミャンマー政府 国連によるロヒンギャ問題の調査を拒否

ミャンマー政府 軍は暴行をしていないとの見解
ミャンマーの少数民族・ロヒンギャの問題に関するミャンマー政府の調査委員会は8月6日、ロヒンギャは、ミャンマー軍から無差別的に性的暴行を受けたり、殺害されたりしていないとの見解を発表した。海外のメディアが報じた。昨年10月、同国西部・ラカイン州にてミャンマー軍とロヒンギャとの間で武力衝突が発生した際、住民らがミャンマー軍から暴行等を受けたとされているが、同委員会の調査によると、ミャンマー軍がロヒンギャに対し、暴行等をした証拠は見当たらないという。
また、アウン・サン・スー・チー国家顧問は、政府調査委員会の調査が正当なものであるとして、国連によるロヒンギャ問題の調査を拒否している。
国連は調査に基づき、暴行が行われたとの見解示す
しかしながら、国連が今年2月に発表したレポートによると、ミャンマー軍がロヒンギャに対して暴行した可能性は高いという。その理由は、レポートの内容が、バングラデシュに避難したロヒンギャらに対して、聞き取り調査を実施したものであるからだ。
国連の調査によると、ロヒンギャらは、ミャンマー軍から性的暴行や殺害行為のほか、拷問も受けていたという。
(画像はALJAZEERAより)
外部リンク
THE STRAITS TIMES
http://www.straitstimes.com/
ALJAZEERA
http://www.aljazeera.com/
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