ミャンマーニュース

東京海上ホールディングス株式会社（以下「東京海上HD」）は7月21日、同社の子会社である東京海上アジア（Tokio Marine Asia Pte. Ltd.）がミャンマーの民間保険会社Grand Guardian Insurance Public Co., Ltd（以下「GGI 社」）と業務協力覚書を締結したことを発表した。

ミャンマーでは2013年に保険市場が国内の民間企業に開放されて以来、11の保険会社が営業を展開している。GGI社も開放後の2013年6月に設立され、自動車保険、火災保険、生命保険などを扱っている。

2017年5月時点で、すでに国内に12の支店を展開し、特に自動車保険に強い保険会社として知られている。

東京海上HDによると、GGI社との覚書締結により、ミャンマーの保険マーケットや保険販売に関する情報が入手可能となるという。また、研修やセミナーなどを通して、GGI社への技術支援を実施していく。

2014年1月にミャンマー経済特別区法が改正され、経済特別区に限り外国保険会社に進出が認められたため、東京海上HDの子会社である東京海上日動火災保険株式会社（以下「東京海上日動火災」）は、2015年5月に保険営業免許を取得し、営業活動を行っている。

東京海上日動火災は主に、日系企業を対象とした保険商品やサービスを提供しているが、今回の東京海上アジアとGGI社との業務提携により、東京海上HDはグループとして、本格的にミャンマーの保険市場に進出するといえるだろう。

提携した東京海上アジアとGGI 社だけでなく、東京海上グループが持つノウハウも共有することで、これまで以上の活躍が期待される。

（画像は東京海上ホールディングス株式会社HPより）

外部リンク

東京海上ホールディングス株式会社
http://www.tokiomarinehd.com/

東京海上ホールディングス株式会社のプレスリリース
http://www.tokiomarinehd.com/release

東京海上日動火災保険株式会社
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/