2017-07-29 10:30
経済
ミャンマーのミン・スエ副大統領、世界銀行ビジネスランキングの目標を発表

170位から100位以内へ大幅上昇を目指す
ミャンマーのミン・スエ副大統領は、今後3年間で、世界銀行のビジネス環境ランキングのトップ100に入りたいとの意向を示している。ミン・スエ副大統領は、ミャンマー商工会議所連盟で行われた、民間セクター開発委員会と起業家との定期会議において、「ミャンマーが現在の170位から100位内に上がるためには、多くの外国投資が国に流入するよう、一層の努力が必要である。」と述べた。
ビジネス環境ランキングは、「起業」「建設許可の取り扱い」「電力取得」「財産の登録」「クレジットの取得」「投資家の保護」「税金の支払い」「外国との取り引き」「契約の履行」「破産の解決」という10個のサブ指数の平均からなる。
ミャンマーの主な産業は農業であることから、政府はハイエンド商品としての農産物を強化し、国際市場でそれらを販売することに取り組んでいる。計画・財務省のキョー・ウィン大臣は、農家に対し必要な融資や技術を提供すると述べた。
政府へサポートを要請
会議で議論されたその他の内容は、魚の養殖、果物や野菜業界について、サトウキビの生産、プラスチック生産、バゴー地域とシャン州の経済発展などであるミャンマー漁業組合のテイ・ミン組合長は、政府に、国際的な魚の養殖事業と情報交換して地元の魚の養殖事業を支援することを要請した。
また、プラスチック業界は、その安価な生産コストによって急速な発展をするだろうと予測されている。ミャンマーからの製品は、タイに輸入される前にタイ工業規格(TIS)を充足する必要がある。
ミャンマープラスチック産業協会のテイン・ハン副会長は、輸出だけでなく輸入の規制緩和のために、ミャンマー工業規格(MIS)を発行する上で協力するように政府に要請している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
The Republic of The Union of Myanmar Ministry Of Information
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/21/07/2017/id-11136
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