ミャンマーニュース

株式会社ホテルオークラは、ミャンマーのヤンゴンにおいて、2020年に「オークラ プレステージヤンゴン（仮称）」を開業することを発表した。

オークラ プレステージヤンゴンが建設されるのは、ヤンゴン市中心部、シュエダゴン・パゴダ通りとウ・ウィザラ通りに、新しく建設されるオフィスビル・商業施設・ホテルから成る大規模複合施設内。

事業スキームについては、株式会社フジタ、東京建物株式会社、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構、Yangon Technical ＆ Trading Co., Ltd.の4社が組成する現地プロジェクト会社と、ホテル運営管理契約を締結し、施設の設計や施工、オフィス・商業施設の運営、ホテルの運営を行っていくこととなる。

ホテルは、総客室数は、長期滞在者向け客室約130室を含む390室程度となる予定で、日本料理のレストラン、オールデイダイニング、ラウンジ・バーなどの飲食施設や、シュエダゴン・パゴダを望むエグゼクティブラウンジを備え、様々な用途に使用できる宴会場と会議室もできる予定。

オークラ プレステージヤンゴンは、ミャンマーにおけるオークラブランドでは初のホテルであり、ホテルオークラならではの「和のおもてなし」と最先端の設備により、オークラ プレステージブランドの上質な空間を提供していく。

ミャンマーは、2011年3月の民主化以降、年平均7.0％以上の安定したGDP成長率で、今後も継続的な成長が見込まれている。また、近年は日系企業の進出も盛んで、ミャンマー日本商工会議所の会員数も5年間で6倍以上に増加、さらには、2016年のアメリカによる経済制裁の解除により、欧米を含む各国企業の事業参入が加速する見通しとなっている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

株式会社ホテルオークラ
http://www.okura.com/jp/news/pdf/170728.pdf