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2017-08-04 20:00

学術

世界初の国際ロボット工学大会でミャンマーが163チーム中6位に

国際ロボット工学大会
有望な志願者から厳選された若者でチームを結成
才能にあふれた7人の学生チームがミャンマーを代表し、米国で開催された世界初の国際ロボット工学大会である「ファースト・グローバル・ロボティクス・オリンピック(FIRST Global Robotics Olympics)」で、163チーム中6位にランクインした。

国際ロボット工学大会は、米国ワシントンD.C.のコンスティテューションホール(Constitution Hall)で7月16日から7月18日まで開催され、6大陸100カ国以上が参加。

大会に先立ち、USAID(アメリカ合衆国国際開発庁)の支援を受けたミャンマー・イノベーション・ラボは、有望な志願者50名以上の中から、高校生と大学生(15歳から18歳まで)のチームを組織し、「ファースト・グローバル・ロボティクス・オリンピック」に挑んだという。

トップ10入りは次世代の若者を引きつける要素に
ミャンマー・イノベーション・ラボ「Phandeeyar」のCEOであるJes Kaliebe Petersen氏は、
「ミャンマーの若者は、技術と革新に関して非常に才能がある。グローバルな技術レベルでトップ10に入ることは、ミャンマー全土にとって本当に素晴らしいことだ」(プレスリリースより)
と述べている。

在ミャンマー米国大使であるスコット・マルセル(Scot Marciel)氏によると、同国際ロボット工学大会は、革新的な考え方を持つ若者たちに自分たちのアイデアを開発・強化する環境を提供するものだという。

同氏は、
「米国政府は、ミャンマーチームと平和で繁栄した国を築く次世代の若者たちをサポートできることを誇りに思っている」(プレスリリースより)
とコメントしている。

このようなミャンマーの若者の活躍は、STEM(Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学、 Mathematics:数学)スキルを持つミャンマーの若者をより多く引きつけることにつながるだろう。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

Phandeeyar
http://phandeeyar.org/

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