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2017-06-30 05:00

経済

タイ-ミャンマー国境貿易、4月から6月は前年度より900万ドル増加

国境貿易
貿易額が減少した国境も
ミャンマー商務省(Commerce Ministry)の公式発表によると、2017-2018年度4月1日から6月16日にかけてのタイ-ミャンマー間の国境貿易額は2億5,000万米ドルを超え、前年度の同時期より900万ドル増加したという。

今年度のタイとの国境貿易は、タチレク (Tachileik)、ミャワディ(Myawady)、コータウン(Kawthoung)、ミェイク(Myeik)、ティーキー(Hteekhee)、Maese、モータウン(MawTaung)で行われている。

全体では増額となっているが、16ある国境ポイントの中で2番目に貿易額が多いミャワディは、前年度の同時期と比較して400万ドル減少。また、タチレクとティーキーもわずかながら減少している。

6月16日現在のタイ-ミャンマー間の国境貿易額は、タチレクで1,770万ドル、ミャワディで1億6,100万ドル、コータウンで3,2700万ドル、ミェイクで3,580万ドル、ティーキーで200万ドル弱、モータウンで100万ドル弱、Maeseで200万ドル弱であったという。

国境貿易の総額も増加
ミャンマーはタイだけでなく、中国、インド、バングラデシュなどの近隣国とも国境貿易が行われている。

中国との国境貿易は、ムセ(Muse)、Lweje、Kanpiketee、Chinshwehaw、チャイントン(Kengtung)で、インドとの国境貿易はKengtung、Reedの国境門を経由して行われる。

また、シットウェー(Sittway)とマウンドー(Maungtaw)は、バングラデシュとの国境貿易のポイントだ。

ミャンマーの国境貿易の総額は、6月16日現在で15億ドルとなっており、前年度の同時期と比較して5,000万ドル増加している。

(画像はpixabayより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/

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