• TOP
  • >
  • 学術
  • >
  • ヤンゴンで「翻訳文学のリーディング・セッションとサマー・ブック・フェスティバル」が開催
2017-05-03 21:00

学術

ヤンゴンで「翻訳文学のリーディング・セッションとサマー・ブック・フェスティバル」が開催

翻訳文学
3回目の開催 政治的な話題や現代文学も議題に
4月30日、ヤンゴンの印刷出版局セントラルプレスで、「翻訳文学のリーディング・セッションとサマー・ブック・フェスティバル」がスタートした。

フェスティバルは3回目となるが、今回初めて、政治に関する話題が議題にあがることになる。また、現代文学についてもセッションが開催される。

ミャンマーの文学はパーリ語とサンスクリット語で書かれた仏教文学に近い。いくつかのスタイルを経て、インドの文献をもとに発展。独自のスタイルをつくり出した。

植民地時代にはミャンマーと外国の識者が共同で翻訳し、翻訳作品がミャンマーの人々に広く知れ渡るようになった。

児童文学、政治文学などが議題 僧侶や書籍愛好家が来場
ミャンマー情報省が報じたところによると、2日目、モーニング・ペーパーリーディングセッションでは、Dr.Zaw Htun氏が議長となり、Daw Khin Phone Yi氏とU Win Htun氏が登壇した。両氏は『児童文学と翻訳技術』、『翻訳時に注意するポイント』を読み、参加者からの質問に答えた。

午後はU Khin Maung Soe氏とU Aye Maung Kyaw氏を議長に、U Nyo Htun氏等を中心とするセッションが行われた。セッションには『政治文学とその推移』、『ミャンマーの鉱山に関する翻訳書籍についてのスタディー』等の書籍が使われた。

その後も引き続き、U Ye Htut氏、U Maung Maung Oo氏、Ye Myint Kyaw氏等が関連する論文を中心に、リーディングセッションが続けられた。

リーディングセッションが行われている間、セントラルプレス1階ではサマー・ブック・フェスティバルが開催された。会場には僧侶や書籍愛好家、買い物客等が大勢集まった。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省/Paper reading sessions, book festival continues
http://www.moi.gov.mm/1/05/2017/id-10551

ミャンマー情報省/Men of letters have the same wish for progress of the freedom of literary talks
http://www.moi.gov.mm/30/04/2017/id-10544

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook