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2017-05-04 12:00

経済

ミャンマーの不動産開発ヨマ、ノルウェー投資ファンドと電力供給へ

ヨマ
ノルウェー国有の投資ファンドと合弁
ミャンマーで不動産などの開発を手がけるヨマ・ストラテジック・ホールディングス(Yoma Strategic Holdings Ltd.「以下「ヨマ」」)は5月2日、ノルウェー国有の投資ファンドであるNorfundと合弁会社を設立し、農村や電気通信塔への電力供給を目的として、超小型発電施設と電線網を設置することを発表した。

新たに設立された合弁会社Yoma Micro Power(S)Pteは、ヨマとNorfundがそれぞれ47.5%の株式を保有。残りの5%は、今後同事業のイニシアチブを握る電力インフラ部門の専門家であるAlakesh Chetia氏が有しているという。

初期投資額は200万米ドルで、ヨマが投資する100万米ドルは合弁会社設立やサガイン(Sagaing)地方域で行われる試験的なプログラムに使われる。

ミャンマーの電力事情
世界銀行によると、ミャンマーの農村地帯の電力供給はわずか16%しかなく、供給量を上回る利用があるため、しばしば停電するという。

このような限られた電力の供給は経済発展を妨げているため、電力のインフラ整備は優先事項となっている。

今回ヨマとNorfundにより実施されるプロジェクトは、商業的な投資利益を生み出すとともに、信頼性の高い電力を地方へ提供することで、遠隔地の村落の繁栄と発展を可能にするという。

(画像はヨマ・ストラテジック・ホールディングスより)


外部リンク

ヨマ・ストラテジック・ホールディングス
http://www.yomastrategic.com/

ヨマ・ストラテジック・ホールディングスのプレスリリース
http://www.yomastrategic.com/attachment/

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