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2017-05-02 10:00

経済

世界銀行 ミャンマー経済安定化のため、2億ドルの融資を実施

世界銀行
返済期間38年 融資は無利子で実施
世界銀行は4月27日、ミャンマーの経済安定化と貧困改善を目的として、2億ドル(約220億円)の融資を実施すると発表した。

融資は、世界銀行グループの機関で、貧困国を対象に支援を行う国際開発協会(IDA)が実施する。返済期間は38年、据置期間は6年。融資は無利子で実施される。

ミャンマーは、世界銀行による融資資金を元に、公共事業を実施する計画だ。具体的な内容として、電力供給の安定化や教育・保健衛生の充実化などがあげられる。生活インフラの整備により、ミャンマー国内の生活改善が見込まれる。

経済活性化により、世界各地からの投資増が期待
ミャンマー計画・財務省は、長期にわたる低水準のインフレは、経済を活性化させる効果があるとしている。また、ミャンマーの経済活性化により、世界各地からの投資が増加し、国内の雇用が増加することから、同省は、さらなる経済の活性化を期待している。

さらに、ミャンマー政府は、経済の活性化を機に、財政の黒字化を目標としている。

世界銀行は、ミャンマーにおける長期的かつ安定的な経済成長に貢献できることは、大変喜ばしいことである、と述べている。

(画像は世界銀行ホームページより)


外部リンク

世界銀行(プレスリリース)
http://www.worldbank.org/

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