2017-05-09 20:00
経済
IHI ヤンゴン郊外にミャンマー初となる工場を開設

年間生産能力5万~7万トンのコンクリート製品工場
重工メーカー大手のIHIは5月8日、同社グループ初となるミャンマーの工場(以下、新工場)がヤンゴン郊外に完成したと発表した。新工場は、同社グループにおけるミャンマー初となる工場だ。
新工場は、同社のグループ会社で、アジア太平洋地域統括会社のIHI ASIA PACIFIC PTE. LTD.(以下「IHIAP」)と、ミャンマー建設省道路局の合弁会社、「I&H Engineering Co.,Ltd」が建設していた。
新工場は、ヤンゴン市街地から北へ約50kmのヤンゴン地域モビ地区に位置している。総面積は約6万5272m2、建屋面積は約7733m2、総工費は約10億円。
新工場では、インフラ整備向けのコンクリート製品として、コンクリート建材やPC杭等を製造する。年間生産能力は5万~7万トンを見込んでいる。
4月30日に開所式開催 ミャンマー政府関係者が出席
新工場の完成にあたり、4月30日には開所式が開催され、ミャンマーのウィン・カイン建設大臣、ピョー・ミン・テイン・ヤンゴン地域政府首相など、政府関係者ら出席したほか、樋口建史駐ミャンマー大使が出席した。また、IHIからは満岡次郎代表取締役社長、IHIAPからは桑田知之代表取締役社長が出席した。
地震国であるミャンマーにおいては、コンクリート製品の需要は高いと予想されている。同社は、コンクリート技術の活用により、同国におけるインフラ整備のほか、技術移転と人材育成に貢献していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
IHI(プレスリリース)
https://www.ihi.co.jp/
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