• TOP
  • >
  • 経済
  • >
  • プーマ・エナジー、ティラワ港に最大かつ最新の石油製品ターミナルを開設
2017-05-09 21:00

経済

プーマ・エナジー、ティラワ港に最大かつ最新の石油製品ターミナルを開設

プーマ・エナジー
国際ガイドラインに基づいたターミナル
プーマ・エナジー(Puma Energy)は5月8日、同社の合弁企業であるプーマ・エナジー・アジア・サン(Puma Energy Asia Sun:PEAS)がヤンゴンの南東にあるティラワ(Thilawa)港に石油製品ターミナルを開設したことを発表した。

9万1,000立方メートルの燃料貯蔵容量を持つティラワターミナルは、ミャンマーで最大かつ最新の輸入ターミナルで、商用燃料や発電に使用される重油、ジェット燃料などを含む様々な石油製品に対応しているという。

このターミナルは米国石油協会(API)、米国社会機械工学(ASME)、国家防火協会(NFPA)の建設、安全、環境基準に関する国際ガイドラインに基づいて建設。ミャンマーで初めて国際安全規格に対応した石油製品ターミナルが開設された。

同ターミナルの特徴は、高性能の消火システム、強固な緊急管理計画と格納システムなどである。

ミャンマーの長期的な経済発展を支援
プーマ・エナジーはオランダのTrafiguraとAngolan Sonangol Groupが保有する石油会社で、その事業は世界45カ国以上で展開している。

プーマ・エナジーはミャンマーの現地企業であるアジア・サン・エナジー(Asia Sun Energy :ASE)とPEASを設立。

PEASはミャンマーの長期的な経済発展を支えるため、最大かつ最新の石油製品ターミナルへ9,200万米ドルを投資。ミャンマーの石油産業にとっては初めてのことであり、この分野への外資直接投資は始まったばかりだ。

PEASのDavid Holdenゼネラルマネージャーは、
「ティラワターミナルはミャンマーの輸送燃料需要の増大を支援し、国の発展に寄与するだろう」(プレスリリースより)
と喜びを語っている。

国際安全規格に対応した高品質な製品の確実な供給が期待される。

(画像はプーマ・エナジーより)


外部リンク

プーマ・エナジー
https://www.pumaenergy.com/

プーマ・エナジーのプレスリリース
https://www.pumaenergy.com/press-releases/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook