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2017-05-05 09:00

経済

仏石油大手トタル ヤンゴン沖合で天然ガスを生産するプロジェクト開始

トタル
ヤンゴンの南沖合約220kmで操業
フランスの石油大手トタルは5月2日、ヤンゴンの南沖合約220kmに位置するバダミャーガス田での天然ガス生産を行う「バダミャープロジェクト」を開始したと発表した。

バダミャーガス田は、以前から天然ガスの生産が行われているヤダナガス田の周辺に位置している。

同プロジェクトにおける同社の権益は31.2%で、オペレーター権を保有する。パートナーは米石油大手のシェブロン、タイ石油公社の資源開発会社であるPTTEP、ミャンマー国営石油会社であるミャンマー石油ガス公社(MOGE)だ。

天然ガス生産で、ミャンマーとタイの経済成長に貢献
同社によると、同プロジェクトは、従来のプロジェクトと比較した場合、低コストでの操業が可能になるという。

また、同社は、同プロジェクトの実施により、ミャンマーとタイに天然ガスを供給できるとしているが、それにより、両国の安定的な経済成長に貢献できるとの考えを示している。

トタルのミャンマー子会社、トタル・ミャンマー社は、1998年よりヤダナガス田での操業を行っており、ミャンマーで消費される天然ガスの約半分と、タイで消費される天然ガスの約12%を供給している。

(画像はトタルより)


外部リンク

トタル(プレスリリース)
http://www.total.com/

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