2017-05-11 09:00
社会
首都ネピドーで世界赤十字デーの式典開催 ティン・チョー大統領が演説

災害で死亡する比率 東南アジア諸国よりも高めに
ミャンマー大統領府は5月9日、5月8日に首都ネピドーで世界赤十字デーの式典が開催された件について、ホームページに掲載した。参加者らは、赤十字のスローガンである「どこでも、みんなのために」を理念におきながら式典を祝った。
ティン・チョー大統領は、式典において演説を行った。同大統領によると、ミャンマーにおいて、災害で被災した人は1200万人以上にのぼり、そのうち約14万人が死亡したという。
被災者の死亡率は1.13%で、この数値は、他の東南アジア諸国と比較すると高い数値だという。
被災者に対する救助活動は、あらゆる人々が行うべき
災害が数多く発生する中、ミャンマー赤十字社が被災者らの対応にあたるケースが多いものの、その全てに対応することは困難な状況だ。同大統領は、被災者に対する救助活動は、赤十字社にのみ頼るのではなく、政府や国民、地域コミュニティや人道的な組織など、あらゆる人々が行えるようにするべきとの考えを示した。
ミャンマー赤十字社では、約4万4000人のボランティアが活動しており、同国内で年間約50万人に対して支援の活動を行っている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー大統領府(プレスリリース)
http://www.president-office.gov.mm/
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