2017-04-11 10:00
社会
環境の改善に期待!ヤンゴン市で廃棄物発電プラントの竣工式が実施

環境省の支援により、JFEエンジとヤンゴン市が実施
環境省は4月7日、同日にヤンゴン市郊外で、二国間クレジット制度を活用した廃棄物発電プラントの竣工式が実施されたと発表した。ミャンマー側からは、ティン・アウン・トゥン国境担当大臣、ピョー・ミン・テイン・ヤンゴン地域首相、マウン・マウン・ソー・ヤンゴン市長が出席したほか、日本側からは、樋口在ミャンマー日本国大使、環境省の関顧問、JFEエンジニアリングの吉田代表取締役副社長が出席した。
廃棄物発電プラントに関するプロジェクト(以下、同プロジェクト)は、ミャンマーにおける廃棄物処理システムの確立、気候・環境対策等を主目的としている。
同プロジェクトは、環境省の支援により、JFEエンジニアリングとヤンゴン市が実施している。
CO2とメタンの排出量が減少 環境改善が期待
同プロジェクトにおいては、最終処分場に埋め立てられている都市ゴミのうち、1日あたり60トンを廃棄物発電プラントにて焼却し、ゴミ焼却で発生した熱を利用して発電を行う。発電された電力はプラント内で利用されるほか、余剰電力は外部に供給される。
廃棄物を利用して発電することにより、CO2排出量の削減につながるほか、埋め立て処分されるゴミの量の減少により、最終処分場から生じるメタン排出量が減少するため、環境の改善が期待される。
環境省は、今後も二国間クレジット制度を通じ、循環型産業と低炭素技術を海外に普及させていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
環境省(プレスリリース)
http://www.env.go.jp/press/103907-print.html
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