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2017-04-16 22:00

社会

ICPOがヤンゴン英語教師殺害事件の重要参考人に「レッドノーティス」発行

英語教師殺害
引き渡しを求めるための通知
インターポール(国際刑事警察機構:International Criminal Police Organization:ICPO)は、昨年11月にミャンマーのヤンゴンで英語教師教師が遺体で発見された事件で、重要参考人とされていたスコットランド人のHarris Binotti(26)に「レッドノーティス(red notice)」を発行したという。

「レッドノーティス」はICPOが加盟国の申請により発行する通知のことで、指名手配者が発見後に手配元の国にスムーズに引き渡されるように協力を求めるもの。逮捕状とは異なるという。

ICPOは犯罪捜査や犯人逮捕に携わる各国警察機関の連携を図り、情報の伝達ルートの役割を担っている。

なお、「インターポール」はICPOの通称である。

事件の経過
殺害されたのは英国人の英語教師Gary Ferguson氏で、同僚のHarris Binotti容疑者と飲みに出かけたが帰宅しなかったため、翌朝、Gary Ferguson氏の妻がHarris Binotti容疑者のアパートを訪れ遺体を発見した。

しかし、Harris Binotti容疑者は勤め先に何も告げることなく、遺体発見の前日にミャンマーを出国。その後、タイに向かったという情報があったものの、未だ行方が判明していない。

Gary Ferguson氏とHarris Binotti容疑者はヤンゴンにあるホライゾンインターナショナルスクール(Horizon International School)の英語教師で、友人でもあったという。

Gary Ferguson氏はすでに1年ほど同校で英語教師を務めていたが、Harris Binotti容疑者は3ヶ月ほどで姿を消すこととなった。

(画像はBBCより)


外部リンク

Interpol 'red notice' for Scots teacher over Myanmar murder
http://www.bbc.com/

Interpol joins hunt for Briton sought over death of teacher in Burma
http://www.belfasttelegraph.co.uk/

Interpol issues red notice for Scottish teacher wanted for Myanmar murder
https://www.theguardian.com/

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