2017-04-15 22:00
文化
ミャンマーの新年を祝う水祭り「ティンジャン」が幕開け

首都ネピドーでは
ミャンマー最大の行事である新年を祝う水祭り「ティンジャン(Thingyan)」が13日に幕開けとなり、ミャンマー全土で祝いの式典が行われたという。首都ネピドー(Nay Pyi Taw)の式典には、ヘンリーバンティオ(Henry Van Thio)副大統領らが参加し、ネピドー市長による新年の挨拶で祝祭「ティンジャン」が幕開けとなった。
その後、副大統領や情報省大臣、市長ら要人によりテープカットが行われ、続いて伝統舞踊や歌で観客を楽しませたという。
その他の地域では
マンダレー(Mandalay)では、地方政府メンバーや大臣、議員らにより午前5時に祝祭が幕開けとなり、僧侶108名に食事を提供したという。マンダレー地方域主席大臣のZaw Myint Maung博士は新年の挨拶を行い、「より無害な世の中」になることを願ったという。
また、ヤンゴン(Yangon)の祝祭はPhyo Min Thein地方域主席大臣により幕開けとなり、タイと国境を接するミャワディ(Myawaddy)では政治家であり弁護士でもあるMahn Win Khaing Than氏により幕開けとなった。
「ティンジャン」とはサンスクリット語で「変化」を意味する言葉で、その言葉通り伝統的な祝祭は年々変化しているが、長い歴史の中で唯一変化しなかったのは、前年の汚れを洗い流すという水かけの行為だけだという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
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