2017-04-05 13:30
社会
ミャンマーのカラオケ店で火災、15名死亡

煙により逃げ遅れる
ミャンマーの中部に位置するマグウェ地方域(Magway Region)のカラオケ店で4月2日夜、火災が発生し、少なくとも女性4名を含む15名が死亡した。火災は同日午後10時頃始まり、1時間ほどで鎮火。しかし、有毒な煙が充満したため、犠牲者は2階のKTVルームに閉じ込められる形となり、多くが犠牲となった。
現地当局は犠牲者の名前を確認していないというが、死亡した女性4名はカラオケ店の従業員であった。
地元住民によると、爆発音が聞こえてから約15分後に火災が発生したという。
カラオケ店の過失
現地消防局は火災の原因について、電気システムが明らかに過熱していることから、KTVルームの防音壁に使われるワイヤーから出火したと語っている。警察は火災の原因を標準以下の設備が疑われるカラオケ店の過失として、経営者を追求するという。
ミャンマーでは、火災警報器やスプリンクラーは、通常、高級ホテルや大都市のいくつかの庁舎にのみ設置されているのが現状だ。
今回の火災は、近年ミャンマーで発生した火災の中で最悪のものであったという。
(画像はmizzimaより)
外部リンク
Karaoke bar blaze kills 15 in Magway
http://www.mizzima.com/
Restaurant fire in Magway Region kills 15
http://www.elevenmyanmar.com/
15 dead, 1 injured in karaoke bar fire in Myanmar
http://www.ibtimes.sg/
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