2017-03-15 11:15
社会
ヤンゴン北部で地震発生

マグニチュード5.1 大きな被害報告なし
3月12日、ヤンゴンでマグニチュード5.1の地震が発生した。地震が発生したのは夜8時50分頃。震源地はヤンゴンの北西約70キロのTaik Kyi近くで、震源の深さは10キロだった。
Taik Kyiでは寺院の一部が崩れた。女性1人に落下した破片が当たり、病院に搬送されたとの報告がある。ヤンゴンでは大きな被害や停電もなく、市街地の交通にも影響がなかった。現在のところ重傷や死亡の報告はないという。
地震活動が活発 古い建物の倒壊が懸念される
ミャンマーは地震が活発な地域だが、人口が少ない地域で発生することが多いため被害が少ない。しかし、建物は古く構造も弱いので、倒壊の可能性が高い。昨年8月にはミャンマー中央部のバガンでマグニチュード6.8の地震が発生し、少なくとも171の仏塔が倒壊した。また、4人の死者も出ている。
バガンには推定3000の建築物があるといわれている。歴史、考古学的に重要な地域で、外国人観光客も多い。
地震の後は倒壊の恐れがあるとして、いくつかの塔や寺院に対するアクセスが制限された。現地には英語とミャンマー語で注意喚起の警告文が表示されている。
(画像はREUTERSより)
外部リンク
REUTERS
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