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2017-03-17 14:00

政治

ミャンマーとバチカン市国が外交関係樹立

バチカン市国
ヤンゴンの大司教からの提案が承認
3月10日、ミャンマーとバチカン市国の外交関係樹立の提案が承認された。

両国の外交樹立については、2月8日、ヤンゴンのチャールズ・マング・ボー枢機卿から提案された。当日は、アウンサンスーチー国家顧問、ボー枢機卿他カトリック司教等が同席し、ネピドーのスーチー氏自宅で会談を行った。

ボー枢機卿は、150年を超える聖メアリー大聖堂で職務を遂行している。周囲には仏塔が数多く並んでいる。国を変えることはミャンマーの課題だ。今回の外交樹立は、仏教が支配するミャンマーにおいて、大きなチャレンジといえる。

仏教支配の国で大きなチャレンジ 国の変化が課題
ボー大司教は、
この5~6年でミャンマーは劇的に変化している。自由に話せるようになったのはこの2~3年のことだ。

多くの課題は残っているが、人々はリラックスできるようになり、自由に意見を述べられるようになった。政府や社会の状況についても自由にコメントできるようになるだろう。(Italy Europe24より)

と語っている。

2月24日、ミャンマーはバチカン市国をはじめ7つの国と新しく外交を結んだ。国民民主連盟の副大臣の声明によると、新たな関係を築いたのは、バチカン市国、ギニア、マルタ、エクアドル、セイシェル、リベリア、マーシャル諸島の7か国。

(画像はAgenzia Inso Salesianaより)


外部リンク

Agenzia Inso Salesiana
http://www.infoans.org/

Italy Europe24
http://www.italy24.ilsole24ore.com/

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