2017-03-02 20:00
経済
カンボーザ銀行、三井住友銀行を通じて米国で決済口座を開設

ミャンマーの経済・金融の発展に関与
ミャンマー情報省によると、同国5大銀行の1つであるカンボーザ銀行(Kanbawza Bank)は2月27日、国際金融機関である三井住友銀行(SMBC)のニューヨーク支店と米ドル決済口座を開設し、より迅速な送金サービスの提供が可能となったことを発表。これにより、ミャンマーと米国間でより便利な貿易金融取引が行われることになった。三井住友銀行ヤンゴン支店ティラワ出張所の赤木伸康所長は、パートナーであるカンボーザ銀行を祝福するとともに、ミャンマー最大手の民間銀行を支援することはミャンマーの経済と金融の発展に関与していることを意味すると述べた。
さらに、
「ミャンマーの民間銀行が米ドル口座を開設することは、ミャンマーの金融機関がどのように国際社会に加わることに取り組んでいるかを示す良い例となる」(プレスリリースより)
とつけ加えている。Win-Winの関係
今回の口座開設により、カンボーザ銀行はSMBC ニューヨーク支店を通じて米ドルの精算サービス集中化が可能となり、SMBC ニューヨーク支店は異なるコストで異なる銀行を経由して振替を処理することになるため、取引手数料が向上するという。まさに両者に利益をもたらすWin-Win(ウィン ウィン)の関係ということだ。
またこれにより、ミャンマーと日本との間でさらにビジネスが活発化されることも期待され、両国にとってもプラスになることだろう。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Kanbawza Bank
https://www.kbzbank.com/en/
三井住友銀行
http://www.smbc.co.jp/
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/
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