2017-03-02 20:00
経済
ミャンマー鉄道の改善、KfWドイツ開発銀行から500万ユーロの融資

車庫、車両のリノベーションやメンテナンスに活用
2月27日、ミャンマーの鉄道をアップグレードするため、KfWドイツ開発銀行から500万ユーロの融資を受けることが決定した。この融資は2月17日、運輸通信省のThant Zin Maung大臣が議会に提案したもので、鉄道と関係設備、訓練校などに活用される。
具体的なプロジェクトの内容として、車両の改善があげられている。ドイツ製の機関車をリノベーションして、ユニバーサルホイールラッチの導入やメンテナンスを行う。
他に、Ywa Htaung機関車庫の整備も実施される。Ywa Htaung機関車庫は1975年につくられた。
スクールを設立し人材育成にも注力
さらに、技術的なトレーニングなどを実施し、人材育成にも力を入れる。鉄道技術に関するテクニカル・トレーニング・スクールを設立し、設備の購入や指導者への支払いに活用する。現在Ywa Htaungにあるテクニカル・トレーニング・センターは、1981年、ドイツのサポートによってつくられたものだ。
融資の金利は年間0.75%。30年間の支払期間と10年間の中断期間を設定し、トータル40年で支払いを終える計画となっている。
(画像はELEVENより)
外部リンク
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/local/8101
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30