ミャンマーニュース

エーヤワディ・ディベロップメント社（Ayeyawady Development Public Co., Ltd.：ADC）によると、エーヤワディ・デルタ（三角州）で開発が進められているパテイン工業都市（PATHEIN Industrial City）プロジェクトは2018年に完成する予定だという。ミャンマー情報省が3月5日、明らかにした。

ADCはシンガポールの物流業界で約40年の実績を持つBok Seng Logistics Co., Ltd.と、輸出入を行う上で重要となる輸送インフラを実現するための了解覚書を締結。今後は、輸送および物流部門での技術ソリューションを共有するという。

パテイン工業都市の総面積2,200エーカー（約890万平方メートル）で、エリア内には1万トンの貨物船が入港できる港をはじめ、廃水処理場や発電所、橋、擁壁などが設置される予定だ。

パテイン工業都市プロジェクトでは地域の製造企業を誘致し、投資企業が豊富な労働力を備えた新しい区域で生産能力を拡大できるようにするだけでなく、地域住民の生活水準も向上させることを目的としている。

ADCのNay Nay Hlwan Moe副社長も、と述べている。

また、プロジェクト推進にあたり、台湾、米国、中国、タイの企業が新しい工業港湾都市への投資に招待されたという。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/

Bok Seng Logistics Co.,Ltd.
http://www.bokseng-ipl.com/bslogs.html