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2018-01-16 18:00

政治

日本政府はバングラデシュからミャンマーに帰還する避難民を支援

外務省
緊急無償資金協力
2018年1月12日、日本政府はミャンマー政府に対して、3億3000万円(300万ドル(今年度支出官レート))の緊急無償資金協力を実施、バングラデシュからミャンマーに帰還する避難民を支援することを決定した。

今回の緊急無償資金協力は、ミャンマーとバングラデシュ両国政府間で署名された取り決め(昨年11月23日に署名)を受けたものである。

避難民の帰還と再定住に寄与
この緊急無償資金協力をつうじて、避難民の帰還と再定住に貢献することが期待されている。避難民の数、数千人から数万人と見られている。

また、ミャンマー・ラカイン州北部の地域(避難民が帰還する地域)における、生活環境の整備をサポート。発電機や浄水器、燃料、ポリタンク等も供与する。

ロヒンギャ危機
2017年8月、ミャンマー西部ラカイン州において、軍と警察、民兵は「掃討作戦」を実行。「掃討作戦」の対象は、武装組織「アラカン・ロヒンギャ救世軍」(ARSA)と表向きは言っているが、ロヒンギャ民族が穏やかに暮らしていた村で、虐殺や残虐行為が行われている。

この結果、ミャンマーからバングラデシュへ避難する、ロヒンギャ民族の数が急増、現在もその数は増え続けている。

(画像は外務省のホームページより)


外部リンク

外務省
http://www.mofa.go.jp/


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