• TOP
  • >
  • 経済
  • >
  • 戸田建設、ヤンゴン都市圏上水道整備事業の配管工事を受注
2018-01-06 21:30

経済

戸田建設、ヤンゴン都市圏上水道整備事業の配管工事を受注

戸田建設
バゴー川横断配管工事を受注
戸田建設株式会社は4日、ヤンゴン市開発委員会(YCDC)から「ヤンゴン都市圏上水道整備事業 パッケージ3 バゴー川横断配管工事」(円借款)を受注したと発表した。

ヤンゴン都市圏上水道整備事業プロジェクトは、4つのパッケージに分類されており、同社が受注したのは3番目の工区であるパッケージ3のバゴー川横断配管工事。河幅約650mのバゴー川横断部に全長974mの導水管を布設する。

なお、パッケージ1は「ラグンビン浄水場および調整池建設工事」、パッケージ2は「ラグンビン浄水場からティラワ経済特別区までの導管敷設工事」、パッケージ4は「ヤンゴン市東部の配水管網整備工事」である。

海外初の工法を適用
戸田建設は2016年5月に完成したヤンゴン市上水道緊急整備計画(Lot2)など、ミャンマーでの施工実績がある。

今回の受注は、その経験や提案力が高く評価された結果である。請負金額は約11億円で、工期は着工後から1060日。設計・施工管理は株式会社日水コン・Grontmij A/S共同企業体が担当する。

工事では、「アーバンリング工法」と「長距離泥水式推進工法(河川横断部)」という高い技術力を要する2つの工法が採用される。「アーバンリング工法」は海外では初めての適用だという。

上水道施設の拡充を支援
ヤンゴン市は、ミャンマーの全人口の約10%弱にあたる510万人が集中する中心都市である。だが、同市内において急増する水需要への対応は十分ではないのが現状だ。そこで、今回のヤンゴン都市圏上水道整備事業で上水道サービスの改善を図り、上水道施設の拡充が支援される。

同プロジェクトを通し、ヤンゴン都市地域の生活環境の改善および経済発展に寄与することが期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

戸田建設株式会社 プレスリリース
http://www.toda.co.jp/news/2018/20180104.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook