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2018-01-07 11:00

社会

ミャンマーの鉱山で地すべり、6人死亡1人負傷

地すべり
捨石集積場で崩落
地元当局者によると、1月4日午後3時30分ごろ、ミャンマー北部に位置するカチン州パカント(Hpakan)郡区の鉱山で地すべりが発生し、6人が死亡し、1人が負傷したという。

地すべりは鉱業会社ナイン・ドラゴンズ(Nine Dragons)により掘り出された廃棄物によって形成された、高さ45.7メートル、長さ60.9メートルの捨石の集積場が崩落したことより発生した。

死亡した6人のうち5人は20代、1人は45歳で、負傷者も45歳だという。また、負傷者はパカント病院で治療を受けている。

厳しくない安全・環境規制
ミャンマーのパカント地域では、過去数年間にわたり鉱山操業で残された捨石集積場で貴重なヒスイを採取する人々が地すべりの犠牲になっている。

2015年11月には、高さ約60メートルの土壌と鉱山が崩壊し、少なくとも115人が死亡した。

ミャンマーのヒスイ鉱山産業では、安全性や環境規制が厳しくないため、毎年土砂崩れにより多くの人々が死亡している。

首都ネピドーの北約640キロメートルに位置するパカント地域はミャンマーのヒスイ鉱山産業の中心地で、世界でも最高品質のヒスイが採掘され、その大部分は需要が多い近隣国の中国へ密輸されている。

(画像はRadio Free Asiaより)


外部リンク

Six Die in Landslide in Myanmar’s Hpakant Mining Region
http://www.rfa.org/

6 killed in jade mine landslide
https://coconuts.co/

6 dies, 1 injured in landslide in Myanmar's northern state
http://www.xinhuanet.com/

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