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2018-01-05 19:00

社会

ラカイン州でIDPキャンプと移動の自由の問題に関する会議を開催

IDPキャンプ
キャンプを終了し適合する場所に再定住へ
ラカイン州諮問委員会における勧告実行委員会は、シットウェーにあるラカイン州政府会議場において、IDPキャンプと移動の自由の問題に関する会議を開催した。

実行委員会の会長である厚生・救助・再開拓省のWin Myat Aye大臣、実行委員会合同会長でラカイン州首相であるU Nyi Pu氏は、会議に出席し演説を行った。

Win Myat Aye大臣は、2012年に設置されたラカイン州のIDPキャンプは一時的なキャンプだったが、現在で5年以上継続していることと言及し、次のように説明した。
「IDPキャンプに住む人々に移動の権利を提供する必要があり、また、彼らの生活に関する問題に対応することが必要です。彼らが、人道援助に頼る代わりに、仕事や教育、健康のための機会を得るのであれば、より有益です。これを実行するために、IDPキャンプに住む人々は、法律に従って、協力し協働することが求められています。」(プレスリリースより引用)

大臣、州の首相と大臣、州の関連部門の職員、IDPキャンプに住んでいる人々は話し合いを行い、現在のキャンプを終了し、適合する場所に再定住することに合意し、詳細について議論を続けた。

キャンプの住人もNVカードを保有
また、NVカードを保持し、移動の自由を供与されるための法律に基づいて国籍を確認するという利点について説明が行われた。NVカードは、ミャンマーに居住していること、ミャンマー市民権法に従って国家認証を申請するとともにカテゴリー化に関連する権利を有していることの証明となる。また、NVカード保有者の子供も、国家認証を申請する権利を持つ。

NVカード保有者は、地域の命令と指示に従って、ミャンマーのあらゆる場所に旅行する権利を有しており、また、バングラデシュを訪れ、国境越境認証とともに公式に国境を越えて戻る権利、有効な漁業免許で国際水域において漁業をする権利、ラカイン州政府によって発行された通知書によって、居住するラカイン州内を自由に移動する権利を持っている。

ラカイン州のU Nyi Pu首相と州の大臣、関係者は、ThetkepyinのIDPキャンプの委員会メンバーと会合を行い、キャンプの現状、キャンプの住人が再定住するための要件、移動の自由に関する問題について議論した。

調整会議には、厚生・救助・再開拓省の副大臣、ラカイン州の大臣、州の関連部門の職員、シットウェーのIDPキャンプの責任者などが参加した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/3/01/2018/id-12460

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