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2017-12-20 22:15

社会

難民の間でジフテリアが流行 セーブ・ザ・チルドレンが懸命な活動をつづける

ロヒンギャ族
ロヒンギャ族難民15人が死亡 ジフテリアの感染拡大を防ぐ
国連に承認された子どものための国際援助団体(NGO)であるセーブ・ザ・チルドレンが、ミャンマーからバングラデシュに逃れているロヒンギャ族難民の間におけるジフテリアの感染拡大に警戒を強めていると、19日のプレスリリースで発表した。

ワクチンで予防が可能なジフテリアであるが、全ての難民に確実にワクチンの提供や、予防策を伝えることは難しく、今までにロヒンギャ族難民の少なくとも15人の死亡が確認されたとしている。

支援団体や保健省と連携 スタッフやボランティアにも予防接種
多くの人道支援団体もジフテリアの流行に関して警鐘を鳴らしており、セーブ・ザ・チルドレンは、バングラデシュの保健省やそれら支援団体とも厳密に連携をとり、感染拡大の抑止に尽力していく。

また、難民キャンプ内のコミュニティーヘルスポストを通じ、ジフテリアを含めた病気の予防接種プログラムを、難民の子どもたちに実施する予定。それにともない支援活動に携わるスタッフやボランティアおよそ1,400人にも予防接種を実施する。

様々な病気の感染拡大を抑止する大規模なワクチン接種キャンペーンと、定期予防接種プログラムを難民キャンプで行うには、更なる資金援助が必要だと訴えている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

セーブ・ザ・チルドレン プレスリリース
http://www.savechildren.or.jp/

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