ミャンマーニュース

外務省によると、衆議院議長である大島理森氏の招待により訪日していたミャンマー下院議長のウィン・ミン（Win Myint）氏は12月1日、安倍総理大臣を表敬訪問したという。

安倍総理はウィン・ミン下院議長の訪問を歓迎するとともに、ミャンマーの民主化が進み、成果を上げつつあることに敬意を表した。また、ミャンマーの民主化と経済発展のため、今後も協力していくことを伝えたという。

さらに、11月にフィリピンで行われたASEAN関連首脳会議でミャンマーの事実上のリーダーであるアウンサンスーチー国家特別顧問との会談に言及し、農業分野、鉄道整備計画、融資能力向上計画、住宅ローン及び住宅セクター拡充計画などへの融資を予定していることを再度伝えている。

さらに、ミャンマーで問題となっている「ロヒンギャ帰還」を含めたラカイン州の状況改善についても支援の準備があり、笹川陽平ミャンマー国民和解担当政府代表とともに民族和解の促進に協力することも加えた。

安倍総理の発言に対し、ウィン・ミン下院議長は感謝を表すとともに、両国の友好・協力関係のさらなる発展に意欲を示したという。

ミャンマー情報省もウィン・ミン下院議長の安倍総理訪問を発表しており、と述べている。

また、ウィン・ミン下院議長率いる一団は、一般社団法人日本ミャンマー協会（Japan-Myanmar Association）主催の夕食会に出席し、翌日、皇居を訪れたという。

（画像は外務省プレスリリースより）

外部リンク

外務省のプレスリリース
http://www.mofa.go.jp/mofaj/

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/