2017-11-28 11:00
政治
ローマ教皇、ミャンマーとバングラデシュ訪問へ ローマを出発

スーチー氏や軍最高司令官と会談 ヤンゴンでミサの予定も
11月26日夜、ローマ教皇がミャンマーとバングラデシュを訪問するため、ローマを出発した。ヤンゴンの沿道には教皇を歓迎する看板が掲げられている。教皇の到着に先立ち、25日にはミャンマーのカトリック教徒たちがヤンゴンを訪れた。ローマ教皇は27日午後、ヤンゴンに到着する。
到着後はネピドーで、アウンサンスーチー氏と軍最高司令官のミン・アウン・フライン氏と会談を行う予定となっている。ヤンゴンでミサを行った後、バングラデシュのロヒンギャ難民と面会を行う。
「ロヒンギャ」教皇の言動が国内外で注目
ローマ教皇がミャンマーを訪れるのは今回が初めてのことだ。ラカイン州での暴力・難民問題がまだ解決されず、緊張が続いている中での訪問とあって、ミャンマー国内外で教皇の言動に注目が集まっている。ミャンマーのチャールズ・マウン・ボー枢機卿は教皇に対し、ミャンマー滞在中に「ロヒンギャ」という言葉を使わないよう、バチカンに嘆願書を提出した。ボー枢機卿も、インタビューなどでは「イスラム系少数民族」と言及している。
ミサの会場となるセントメリー大聖堂の司教は、
他の人々同様、教皇がラカイン州について何を話そうとしているか気になっている。(The Guardianより)
と述べている。
(画像はThe Guardianより)
外部リンク
The Guardian
https://www.theguardian.com/
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