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2017-11-17 10:00

政治

スー・チー国家顧問 フィリピンにて安倍首相と会談

会談
日本はミャンマーに対し、1250億円規模の支援実施
外務省は11月14日、アウン・サン・スー・チー国家顧問と安倍首相が会談を行った件について、同省のホームページに掲載した。

会談は、同日にASEAN関連首脳会議が開催されていたフィリピンにて行われた。

同首相は会談の冒頭で、ミャンマーに対し、最大限の支援を実施する旨を述べた。

支援の具体的な内容は、農業分野の所得向上、ヤンゴン・マンダレー間の鉄道整備、中小企業への融資や住宅ローンの拡充などだ。同首相は、これらの支援に対し、1250億円規模の協力を実施する旨を述べた。

また、同首相は、ミャンマー西部・ラカイン州の状況について懸念を示しており、同州の治安が回復すること、また、同州から避難している人々が無事に帰還をすることを望んだ。

そのほか、同首相は、同国家顧問と北朝鮮問題についても意見を交わし、核開発に対する圧力強化と拉致問題解決に対して理解を求めた。

スー・チー国家顧問 日本の支援に感謝の意
同国家顧問は、日本による最大限の支援が実施されることに対して感謝の意を示したほか、同州への支援が実施されることで、同州の安定化が期待できるとの考えを示した。

また、同国家顧問は、北朝鮮問題や拉致問題に対し、日本の立場を支持する考えを示した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

外務省(プレスリリース)
http://www.mofa.go.jp/

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