2017-11-13 11:00
経済
ミャンマー運輸通信省事務次官ら、日本物流団体連合会を訪問

ミャンマーへの投資環境について意見交換
一般社団法人・日本物流団体連合会(以下「物流連」)は11月10日、ミャンマー運輸通信省の事務次官ウィン・カン氏を団長とする一行16名が9日に、物流連を訪問したことを明らかにした。ウィン・カン事務次官は、ミャンマーが制度やインフラなどの側面で改革を進めている時期であることに言及した上で、日本の物流業界に対する関心を表明し、
「日本の物流業界に学ぶべきところが多々あると考えている」(プレスリリースより)
と述べている。また、物流連側も高品質な日本の物流がミャンマーの発展に役立つとの考えを示し、ビジネスチャンスを狙う日本企業とのウィンウィンの関係が構築できることに期待を寄せた。
両者はミャンマーへの投資環境をはじめ、関税制度やインフラ整備等について意見交換をしたという。
会合の最後に、ミャンマー側から物流連との情報交換に関する合意覚書(MOU)の締結について打診があり、検討の方向で終了した。
物流連とは
物流連は、陸・海・空の物流事業者が結束し、物流界の横断的課題の施策を確立し、業界を健全に発展させることを目的とした団体である。分野を超えた一元的な取り組みを通して、物流業界全体をまとめ、各界の理解と協力のもと、国政に反映させているという。
また、ITの普及・高度化、労働力不足、CO2削減などの社会環境の変化等に対処するため、様々な方面から業界を改革・発展させる取り組みを実施。
近年では、製造業の海外進出に伴い、物流業の海外展開も進み、官民連携を図りながら物流事業者を支援している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
一般社団法人・日本物流団体連合会
http://www.butsuryu.or.jp/
一般社団法人・日本物流団体連合会のプレスリリース
http://www.butsuryu.or.jp/images/
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