2017-11-02 19:00
経済
ミャンマーは国際条約(UPOV条約)加盟に向けて前進

植物新品種保護国際同盟第51回理事会
2017年10月26日、植物新品種保護国際同盟(UPOV:Union Internationale pour la Protection des Obtentions Végétales)第51回理事会が、スイスのジュネーブで開催された。植物品種保護法
今回の理事会において、ミャンマーとブルネイの植物品種保護法は、国際条約(UPOV条約)との適合性が認められた。新品種の育成者権を保護して、活用する「植物品種保護制度」は、新品種の開発と流通の促進をつうじて、農業の発展を目指している。ミャンマーとブルネイは今後、国内手続きが進んで、条約批准書がUPOVに寄託されると、正式な加盟国となる。もし、正式な加盟国となった場合、アジア地域においては、2006年に加盟したベトナム以来となる。
UPOV条約
国際ルール「UPOV条約」では、植物品種保護制度に関する基本原則を定めている。UPOV条約に加盟するには、国内法とUPOV条約の適合性が認められる必要がある。ブルネイとミャンマーがUPOV条約へ正式に加盟することで、植物品種保護制度が整備され、UPOV条約に基づく植物品種保護制度が東南アジア地域全体で、導入されることが期待されている。
(画像は農林水産省より)
外部リンク
農林水産省
http://www.maff.go.jp/
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