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2017-11-02 23:00

社会

ラカイン州からのボートがベンガル湾で転覆 少なくとも難民4人が死亡

UNHCR
バングラデシュ南部沿岸で転覆 4人が死亡、生存者は42人
国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、ミャンマーからの難民を乗せたボートが転覆し、少なくとも4人が死亡したと、10月31日のプレスリリースで発表した。

UNHCRによれば、同日の2時にミャンマー・ラカイン州から難民を乗せて出立したボートが、8時30分ごろにベンガル湾(バングラデシュ南部沿岸)で転覆、少なくとも4人が死亡したとしている。

UNHCRのスタッフは、パートナー団体とともに現場へ急行し、6家族合計42人の生存者に対し、食糧やブランケット、衣類、そして医療サポートを提供した。生き残った難民のほとんどが、女性や子どもであることも確認された。

負傷者22人を緊急搬送するも、3人が死亡 安全な越境を
現場では15歳の少年が亡くなり、救急搬送された22人の負傷者のうち3人が、搬送中に亡くなったとされた。残りの19人の負傷者は、バングラデシュのクトゥパロン(Kutupalong)難民キャンプにおいて、治療やサポートを受ける見込み。

UNHCRはバングラデシュ当局に、難民が安全に越境できる環境を確保するように求めていいる。また、バングラデシュ当局と連携し、海上で苦境に立たされている難民の救助活動を更に進めていく。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Roger Arnold


外部リンク

UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/

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