2017-11-05 09:00
文化
タウンジーで熱気球フェスティバルが開催

旧暦8月、雨期の終わりを告げる祭り
11月3日、シャン州のタウンジーで熱気球フェスティバルが開催された。このフェスティバルは、ミャンマーの暦で8月にあたる月に開催される、雨期の終わりを告げる祭りだ。今年は10月26日から11月4日に行われた。
期間中の3日間は祝日となり、住宅や建物はカラフルなライトで飾られる。ヤンゴンでも公園や寺院、市場には数百の屋台が並び、町は家族連れやカップルなどでにぎわう。
英国植民地時代に導入 今では最も有名な祭りに
タウンジーでは満月の夜、熱気球と花火の競技大会が行われる。毎年、地元のチームが紙や竹で気球をつくり、さまざまな装飾をほどこした気球を飛ばしている。中にはゾウや鳥など、動物の形をした気球もみられる。競技大会は、イギリス人が植民地時代に持ち込んだ習慣だが、仏教の精神にも合致し、その後も続いているという。今ではミャンマーで最も有名で、重要な祭りのひとつとなっている。
壮大な祭りには多くの人が参加するが、熱気球や花火の打ち上げには大きな危険が伴う。会場では毎年負傷者が発生、ときには死者が出ることもある。今年も少なくとも12名が負傷し、1名が死亡したとの報道があった。
(画像はIrrawaddyより)
外部リンク
Irrawaddy
https://www.irrawaddy.com/
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