ミャンマーニュース

住友電設は9日、同社の連結子会社、THAI SEMCON CO., LTD.（以下タイセムコン）が、ミャンマー最大の都市ヤンゴンにミャンマー支店を設立したと発表した。支店はヤンゴンのサクラタワー内に開設され、7月より営業を開始している。

住友電設は、総合設備会社で、ビル・工場の内線工事やプラント・空調工事、情報通信など設備に関して幅広い分野をカバーしている。

ミャンマーは、2011年の民政移管以降、急速な経済成長を遂げており、海外からの投資が活発化しているが、経済成長のスピードにインフラ整備が追いついていない現状がある。そのため、住友電設は経済成長が著しいミャンマーを有望な市場と見込んでいる。

また、同社は1985年、タイ・バンコクに子会社を設立した。同社は、事業拠点をタイ以外にも置く「タイプラスワン」戦略を実施しているが、同戦略において2011年にカンボジア支店を設立した。なお、今回のミャンマー支店開設も同戦略の一環と位置づけている。

住友電設はタイを中心に営業、施工のネットワークを強化し、ミャンマーに進出する日系企業からの受注獲得に取り組む方針だ。

外部リンク

住友電設（ニュースリリース）
http://www.sem.co.jp/news/news/news155.html