2015-06-07 02:00
政治
ミャンマー軍、51人の少年兵を解放

国連と政府が取り組み、今年合計93人が解放
6月4日、ミャンマー軍は、51人の少年兵を解放した。国連は、今年に入り合計93人の少年兵が解放されたと発表した。何年もの間、ミャンマーでは、政府軍と少数民族の反政府勢力の両者が、未成年者を戦力として採用していた。
国連のミャンマー・ヒューマニタリアン・コーディネーターのMs.Renata Lok-Dessallien氏は、
少年兵の採用は、国際的にもミャンマーの基準にも反している。少年にとっての初めての場所は軍ではないはずだ。(Mizzimaより)
と述べている。
2012年以降646人を解放 ユニセフが少年の社会復帰をサポート
国連では、政府軍、カチン独立軍、シャン州南軍、カレン民主解放軍などの少数民族武装勢力を対象に、少年兵の解放に取り組んでいる。2012年6月以降、ミャンマー政府も取り組みに加わり、国内紛争地に関わる少年兵の完全解放を目指している。これまでに646人の少年兵が解放された。
ユニセフのBertrand Bainvel氏は、
少年兵の社会復帰には長期的な努力と投資が必要だ。少年たちを保護し、基本的人権を確保するため、ユニセフはミャンマー政府の責務をサポートしていく。(Mizzimaより)
と述べている。
(画像:Mizzimaより)
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http://mizzima.com
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