ミャンマーニュース

情報通信機器の販売・保守を手がけるレカム株式会社（以下、レカム）は、同社の子会社、ミャンマーレカムが6月1日よりBPOセンターとしての本格稼働を開始したと発表した。

ミャンマーレカムは昨年12月に設立、BPO業務の開始に向けて日本語スキルやデータ処理スキルなどの人材教育や通信インフラの環境整備を行い、本格稼働に向けての準備を進めてきた。

5月29日、BPO業務の可否を問う試験を実施したところ、日本語力、入力スピード、データ処理精度の面において業務遂行のスキルが基準を満たしたことから、6月1日からの本格稼働に踏み切った。

これまで、レカムのBPO業務は中国の大連、長春を中心にハイエンドからミドルエンドの業務を行ってきたが、ミャンマーにおけるBPO業務は同社のBPO案件第1号で、データエントリー業務をはじめとするローエンド業務にも、価格競争力を持った提案が可能となる。

第1号案件は、日本から送付される伝票類や契約書類の販売管理システムへのデータエントリー業務となる。

今後、日本は少子高齢化が進行し、人材不足に直面する企業が増加すると見込まれることから、今後、BPOニーズの高まりが予測されている。

レカムは、日本のBPOニーズの需要に対応し、また、ミャンマーの雇用拡大を図ることで、両国の発展と交流拡大に貢献していく方針である。

外部リンク

レカム（プレスリリース）
http://www.recomm.co.jp/Portals/0/pdf/