2015-05-14 21:00
社会
漂流の「ロヒンギャ問題」で緊急会議開催へ:29日バンコク

近隣15カ国が参加
タイ外務省は5月12日、イスラム教徒少数民族「ロヒンギャ」がタイやマレーシア、インドネシアなどで相次いで保護された問題で、関係国を含む15カ国で同月29日に緊急会議を実施すると発表した。同会議はタイの首都バンコクで開催される予定で、各国から政府高官が参加。ベンガル湾を漂流する移民に関して対策を話し合う。
また、国連難民高等弁務官事務所(United Nations High Commission for Refugees:UNHCR)、国際移住機関(International Organization for Migration:IOM)、薬物犯罪事務所(Office on Drugs and Crime)などの組織よりオブザーバーを招待している。
背景には「人身売買」
今回タイやインドネシアなどで保護されたロヒンギャは、ミャンマーやバングラデシュから漂流船で流れ着き、その数は数千人に及ぶ。漂流期間は数週間から数カ月とみられ、その間に十分な食料や飲料水は摂取できていない状況だ。
では、多くのロヒンギャは何から逃げているのか。その背景にあるのは「人身売買」のようである。
タイ南部では5月に入り、人身売買の被害者とみられるロヒンギャの遺体が集団墓地から発見された。また、衰弱したロヒンギャも多数保護されており、組織的な人身売買や虐待の疑いが持たれている。
これをきっかけに、タイ当局は人身売買の取り締まりを強化。タイ政府も早急の対応を検討していた。
(画像はBangkok Postより)
外部リンク
Meeting on migrant crisis set for May 29
http://www.bangkokpost.com/news/
Thailand Announces Summit to Tackle Migrant Crisis
http://www.benarnews.org/english/news/
Thailand Considering Centre For Rohingya, To Discuss With Neighbours
http://www.bernama.com.my/bernama/
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