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2015-04-18 18:00

政治

ミャンマー大統領府大臣が来日 安倍総理大臣へ表敬訪問

停戦
少数民族との和平実現 安倍総理は敬意を表明
ミャンマー大統領府付大臣のアウン・ミン氏が来日、16日に安倍総理大臣へ表敬訪問を行った。

今回の訪問では、ミャンマー政府と少数民族武装勢力の和平に関して会談が行われた。

アウン・ミン氏は少数民族問題を担当し、和平交渉に尽力した人物である。安倍総理大臣は、60年以上続いた紛争を終息させたことに敬意を表し、日本政府がミャンマー政府への支援を継続することを約束した。

ミン氏は、停戦協定合意に至るまでの、日本政府やミャンマー国民和解担当・笹川陽平氏の支援に謝意を示した。

避難民や武装勢力の帰還実現のため、日本は支援の継続を約束
3月31日、16の少数民族とミャンマー政府の間で停戦協定草案への合意が実現した。今月、さらなる協議が行われ、5月には停戦協定への署名が実施される見通しである。

アウン・ミン氏は安倍総理大臣へ、テイン・セイン大統領からの親書を手渡した。親書には、和平交渉を必ず実現させる決意、自由で公正な選挙の実施、民主主義の実現の3つを約束する内容が書かれていた。

停戦実現後には、国内外の避難民や武装勢力など、多くの人々がミャンマーに帰還する。ミャンマー政府は人々に対し、住宅、食糧、雇用を提供する必要がある。ミン氏は、これらを実現するため、日本政府へ強く支援を訴えた。

(画像:Channel News Asiaより)


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Channel News Asia
http://www.channelnewsasia.com
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