2015-04-25 17:00
経済
アメリカ、ミャンマー企業に対し制裁解除
ダゴングループ2社 ブラックリストから削除
4月23日、アメリカ財務省は、制裁を与えていたアメリカのミャンマー企業に対し、制裁を解除した。制裁を受けていたのは、木材、ゴム製品を扱うダゴングループの2社。創設者のWin Aung氏は2009年1月、ミャンマー軍事政権への多額の寄付などが原因で、アメリカ財務省からブラックリストとして制裁を受けていた。
対象となったダゴン・インターナショナルと、ダゴン・ティンバーが、体制を変えたことが認められ、ブラックリストから削除された。
ミャンマー政府の変化を明確にし、制裁ポリシーも見直しを
民主政治が始まった2012年以降、アメリカはミャンマーへの経済制裁を徐々に緩和し、ミャンマー企業が進出することも奨励している。しかし、古い体制を残す企業へのリスク回避のため、制裁解除は完全ではない。この事実に関しては、人権団体から疑問も挙がっている。アメリカ国務省スポークスマンは、
アメリカは、民主化や経済改革、少数民族との対話などを実行するミャンマー政府の動向を理解し、制裁ポリシーを見直す必要がある。(The Wall Street Journalより)
と述べている。
(画像:The Wall Street Journalより)
外部リンク
The Wall Street Journal
http://blogs.wsj.com
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