• TOP
  • >
  • 経済
  • >
  • ミャンマーとラオス友好橋が5月に開通
2015-04-10 20:00

経済

ミャンマーとラオス友好橋が5月に開通

ラオス友好橋
2国間初の橋 メコン川に
ミャンマーとラオスを結ぶ友好の橋が5月初旬に開通する。ラオスのニュースメディア、Vientiane Timesが報じた。

ラオスとミャンマーは1955年7月に国交樹立。橋の完成は今回が初めてである。新しい橋はミャンマーとラオスの国境に流れるメコン川にかけられた。2013年2月に工事を開始、当初の予定より5か月早く完成した。

建設プロジェクトマネージャーのXaysongkham氏によれば、橋の工事は終わっており、両国の委員会がオープニングセレモニーの準備をしている状態だという。

貿易・開発・観光に活用 近隣諸国への影響も
橋は両国政府が2,600万ドルを投じて建設された。開通に伴い、ミャンマーのシャン州・Thakilek地区を通る国道4号と、ラオスのLong地区・Huaykoum村を通る国道17Eがリンクすることになる。

橋は691.6m、幅10.9m。車両用と歩道が設けられた。75トンまでのトレーラーが通行可能で、震度7までの地震に耐えられる構造となっている。

今後は主に貿易、開発、観光に活用される。両国間のみならずベトナムや中国、インド、バングラデシュなど近隣諸国への影響も期待されている。

(画像:Vientiane Timesより)


外部リンク

Vientiane Times
http://www.vientianetimes.org.la
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook