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2015-03-31 04:00

経済

三菱商事、ミャンマーの食品事業に参入へ

三菱商事
ミャンマーの企業と合意
3月30日に三菱商事株式会社(以下、「三菱商事」)は、ミャンマーにあるキャピタル・ダイヤモンド・スター・グループの食品事業会社ルビア・リミテッドの株式を最大30%取得することを合意したことを発表した。

今後はルビア・リミテッドに約250億円の投資を行い、ミャンマー国内での食品関連事業を強化していく予定であるとしている。

ミャンマー企業のについて
ミャンマーで食品・小売・不動産開発事業等を行っているキャピタル・ダイヤモンド・スター・グループの中核企業であるルビア・リミテッドは、ミャンマー国内最大シェアを持つ製粉事業やミャンマーでの認知度の高いコーヒー事業を軸とした食品製造販売会社である。

今後について
キャピタル・ダイヤモンド・スター・グループが構築したパンやめん類の原料となる小麦粉やコーヒーを中心とした飲料の製造・販売事業に、三菱商事の原料調達から小売までの「食の垂直統合モデル」のノウハウを提供し、既存事業の強化を図るとしている。また新規事業の創出も目指すとしている。

三菱商事の戦略
三菱商事は、経営戦略において、アジアを軸にグローバル展開の加速化、現地へのインサイダー化を進め、新興国の成長を取込むことを目指している。

この合意はインドネシアに次ぐ東南アジアでの取組であり、今後、ミャンマーにおいて予想される経済成長に伴う食品需要の増加や食の西洋化や多様化に対応していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三菱商事株式会社
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/
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