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2015-03-31 03:00

社会

【JR東海】ミャンマー鉄道省へ車両28両を譲渡

JR東海
ミャンマー鉄道省より要請
東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は、今年度廃車を予定していた普通気動車28両をミャンマー鉄道省へ譲渡することを発表した。これは、同鉄道省の要請によるものである。

譲渡される車両は、高山本線、太多線、紀勢本線、参宮線などで地元民の足となり活躍してきたキハ40系12両、キハ11系16両、計28両である。

キハ40系は国鉄時代に製造され、キハ11系はJRに変わった当初に製造された車両。2014年から2015年度にかけてキハ25系などに置き換えられる予定である。

置き換えられるキハ40系と11系は廃車の予定であったが、ミャンマー鉄道省の要請により、同国へ譲渡される運びとなった。

来年度にも50車両譲渡
JR東海によると3月17日には譲渡契約を締結しており、準備が整った車両から順次引き渡していくとのこと。

同社は来年度にも約50両の普通気動車が廃車となる予定で、これら50両に関してもミャンマー鉄道省の要請に基づき譲渡する意向で、調整を進めているようだ。

ミャンマーには既に三陸鉄道などの車両が譲渡されており、日本製の車両が第二の人生を同国で始めているが、今後はさらに多くの日本製車両をミャンマー国内で目にすることになるだろう。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JR東海
http://jr-central.co.jp/

JR東海のプレスリリース
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000026138.pdf
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