2015-03-24 20:00
経済
ミャンマー 翡翠の輸出額10億米ドルを超える

輸出額が10億米ドルを超えたものの、前年割れとなる
ミャンマー商業省の発表によると、昨年4月から今年2月までの翡翠(ひすい)の輸出額は10億米ドル(約1200億円)を超えたと発表した。しかし、この数値は前年割れとなっており、前年と比較すると、輸出額は1億6800万米ドル(約200億円)の減少となっている。要因としては、翡翠の輸出量が減少したことと、ミャンマーの通貨であるチャットがドルに対して安くなっていることがあげられる。
ミャンマーにおいて、翡翠は重要な輸出品目
ミャンマーにおいて、翡翠は重要な輸出品目となっている。同国で最も輸出額が多い品目は天然ガスであるが、2番目に多いのが翡翠である。翡翠のほとんどは、ミャンマー北部のカチン高原で産出されており、同地は世界有数の翡翠の産出地でもある。なお、輸出先は、中国、香港、インドなどである。
ここ数年で輸出額が急増
2012年度の翡翠輸出は3億米ドル(約360億円)であったものの、中国向けの輸出が大幅に伸びたことから、2013年度には10億米ドル(約1200億円)を超え、急激な伸びを示している。また、翡翠の産出地は世界的に限られてることから、日本の宝石商もミャンマー産の翡翠に注目しているという。
外部リンク
Myanmar BUSINESS TODAY
http://www.mmbiztoday.com/articles/jade-exports
JETRO ミャンマー世界貿易投資報告
http://www.jetro.go.jp/world/gtir/2014/pdf/2014-mm.pdf
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