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2015-03-24 13:00

経済

住友商事、ミャンマーに総合物流事業会社設立

住友商事
ミャンマーに総合物流事業会社設立
3月23日に住友商事株式会社(以降「住友商事」)は、株式会社上組(以降「上組」)と共同で、ミャンマー ティラワ経済特別区における先行開発エリアZone Aに総合物流事業会社Thilawa Global Logistics Co., Ltd.を設立することを発表した。

設立の意義
ミャンマーは、外資系企業の進出や直接投資が加速しており、日系企業も200社以上が進出しているとも言われている。これまで軽工業への投資が中心であったが、最近では他業種へも広がりを見せている。

物流サービス業は、貿易取引量増加に加え、国内消費市場の堅調な拡大に牽引され、直接投資が増加している。また、今後も物流サービス業の需要が増加することが想定される。

両会社のこれまでの事業と今後
住友商事は、1989年にタイに物流事業会社を設立して以来、インドネシアやベトナムにも物流拠点を持ち、総合物流サービスの提供を行ってきた。今後、ASEAN諸国を中心にアジアにおける物流サービス事業のさらなる拡大を目指すとしている。

上組は、現地法人によるミャンマー国内でのトラック、フォワーディング事業を加速しており、今回の会社設立によりASEAN地域での拠点間の物流ネットワークをより強固なものにしたいとしている。

会社の設置エリアについて
先行開発エリアZone Aは、経済特区として各種インセンティブが与えられ、またヤンゴン市からも近く、輸出加工拠点だけでなくミャンマー国内向けの生産拠点としても優位な場所である。

その先行開発エリアZone Aへの物流サービス事業を展開する企業はまだなく、Thilawa Global Logistics Co., Ltd.が初の物流事業会社の認可取得及び進出となる。設立される会社は、4.75ヘクタールの土地に物流センターを設営する予定である。


外部リンク

住友商事株式会社
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=28508


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