2015-03-05 21:00
学術
賞賛される「ミャンマーの仏像アート」展示会の芸術作品はどこからやってきた?

NYで絶賛「ミャンマー仏教アート」展示会に協力した「ノーザン イリノイ大学ミャンマー研究センター」と、「キャサリン レイモンド」氏
今年の2月から5月まで、ニューヨークのアジア ソサエティー美術館で、初の「ミャンマー仏教アート」展示会が開催されている。厳選されたミャンマーの貴重な芸術作品が展示され、鑑賞した多くの人々から賞賛を受けているという。同展示会の芸術作品について貸し出しに協力したのが、シカゴエリアにある「ノーザン イリノイ大学」のミャンマー研究センターで、同センター内のミャンマーアートコレクションの芸術作品が数多く展示されている。そして同センターの責任者は「キャサリン レイモンド氏」である。
キャサリン レイモンド氏は、自らもNYで開催されている展示会を鑑賞し、貴重なミャンマー芸術作品などの感想を次のように述べた。
国内規模の美術館で、初めてミャンマーの貴重な芸術作品を披露することができた。展示品には、重要なミャンマー美術館からの芸術作品を含めて、2つの国内美術館からだけではなく、11世紀から13世紀にかけてのミャンマー文明発祥地である考古学的なバガン地域や、ピュー古代都市タエキッタヤなどの芸術品も含まれている。(引用はノーザン イリノイ大学より)。
この展示会は5月まで開催されているので、興味のある人は同サイトをチェックして、実際に訪問してみては。
ノーザン イリノイ大学と、キャサリン レイモンド氏について
ノーザン イリノイ大学は、1986年にアジア研究のための団体ミャンマー研究グループによって、「ミャンマー研究国内センター」になるために選ばれた。同大学の芸術コレクションは1万点を超えているという。そしてキャサリン レイモンド氏はフランスのラ ソルボンヌ大学で東南アジアおよびインド研究、さらに考古学と美術で博士号を取得。またオリエンタル文明言語の国内研究所でDREAを受け取る。彼女がもっとも関心をもつのがミャンマー芸術だ。
キャサリン レイモンド氏は、ノーザン イリノイ大学のミャンマー研究センターの責任者として従事して以来、ミャンマーのラカイン州連合“古代のアラカン仏教王国”の調査を再開している。
(画像はノーザン イリノイ大学より)
外部リンク
ノーザン イリノイ大学
http://newsroom.niu.edu/2015/02/25/
ノーザン イリノイ大学 ミャンマー研究センター
「ミャンマー芸術コレクション」
http://www.niu.edu/burma/collections/art/
ノーザン イリノイ大学 キャサリン レイモンド
http://www.niu.edu/art/faculty/profiles/raymond.shtml
アジア ソサエティー美術館
http://asiasociety.org/new-york
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